ツーリングレポート

              2001年4月15日

           題名：松阪焼肉ツーリング

           メンバー：Ｋ(BMW)氏、Ｉ(ZX12R)氏、Ｄ(ﾊﾞﾘｵｽ)氏、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なべちゃん(CB1000SF)、Ｍ(CB1000SF)

久々に仕事の車中でＫ氏と会話。「安くてうまい松阪牛の店があるらしいで・・・。」私がこんな話をするとＫ氏は「今度のツーリングはそれやな！」っという事で、食いもんにがめついメンバーを集め(っていってもいつものメンバー)、4/14に行く事に一度は決定した。

掲示板で知り合ったなべちゃん(CB1000SF)も誘って、前日の4/13、Ｋ氏からTEL「今福島やけど飛行機が故障で飛ばないから止めとくー。ついでにＩ氏も明日１２Ｒの納車日やから棄権するって・・・。」「えっ？」その後Ｄ氏からTEL・・・「明日雨やでー。」「げげっ！」・・・・最悪の状態。

雨さえ降らなければＤ氏となべちゃんの3台で行っても良かったが、目的地である焼肉屋の場所もいまいち分からん。この際日曜日に変更！！ってな事で、4/15、全員参加のツーリング日和と相成りました。本日のルートは次の通り。

4/15 7時45分、ＢＩＧ−１のエンジンをかける。朝飯を食べていないが、早めに出て初参加のなべちゃんをお迎えせにゃならんので、待ち合わせ場所になっている榛原のローソンへ急ぐ。

8時半に到着。当然私が一番と思いきや、何と既にＩ氏が到着しているではないか。ピカピカの１２Ｒを前にパンと缶コーヒーで朝飯ついでに話が弾む。

メーターは340Kmまで刻まれ、タイヤはサイズ２００のぶっといもの。マフラーもチタニウム製で丸太をつけているような迫力・・・。いかにも“走ったら速いでー！！！”のフォルム。でもヨーロッパでは不人気だとか・・・。なぜなら、280Km/hのスピードでタイヤがぶれるらしい・・・。げっ！！！ヨーロッパ人はいつもそんなにスピード出してんの？日本では考えられん。

そうこうしている内に、初参加のなべちゃんが到着。手をかけて綺麗にしている愛車ＢＩＧ−１を拝ませてもらった。フロントのアウターチューブは紙やすりで磨き、ホイルは最近ゴールドに変更。その他にもかなりのカスタマイズをしている。ＢＩＧ−１への思い入れがよく分かる。

その後、Ｄ氏とＫ氏も到着。それではという事で、9時15分、出発進行！

赤/白のＢＩＧ−１は、今回初参加のなべちゃん。

369号線を南下。榛原町から曽爾村方面へ。走る順番はＫ氏(今日のリーダー)、Ｄ氏、Ｍ、なべちゃん、Ｉ氏の順。暫く田舎道をゆっくりと走る。

今日は、時間がたっぷりある。距離は短くないが、夕方に松阪牛を食べるため、その間はゆっくりと移動することになる筈。田舎道を走っていると、やっぱりこの季節、ツーリングをしているライダーと良くすれ違う。10台や20台連ねて走っているのも珍しくない。10時30分、道の駅美杉に到着。

	↑ 「俺さぁー　１２Ｒ買っちゃったんだけどさー　いいっしょー！１２Ｒ眺めながらの缶コーヒーはまた格別さー！」(Ｉ氏) 左上。近くにいたおじさんが(私もおじさんだが・・・)バイクを眺める。やっぱりおじさんはＢＭＷに寄って行く。(っという事は写真に写っているなべちゃんもおじさん？やっぱり・・・。) ←１２Ｒが少し顔を覗かせている。ヘッドライトの中に水を入れて魚を飼ったらいいかも・・・っとなべちゃん。 それいい！！

道の駅を出て369号→368号線へとチェンジ。今日はソロツーリングじゃないので、タコメーターの針が余り回らない。60Km/hそこそこでゆっくりと走る。

気候も暖かく気持ちよい風が通り抜ける。飯南町を越えいつの間にやら南勢町まで走っていた。ＢＩＧ−１は大柄なポジションで疲れにくく長時間走行も得意とする。一方Ｉ氏の方は・・・前に乗っていたZL1000から１２Ｒに変わってかなりの前傾姿勢。長時間は苦しそう・・・。その分速いからいいじゃん？

12時30分、260号線沿いのサークルＫで休憩。今日は早めの晩飯になるので、昼飯代わりにもならないが、ここでフランクフルトを食う。

	↑ なべちゃんのＢＩＧ−１とツーショット。Ｋ氏が「ヘルメットも良く似ているから、バックミラーでみたら兄弟で走っているみたいや！」と言う。赤影・青影参上！ 左上の１２Ｒ。チタニウムのマフラーが迫力満点。Ｉ氏の話では、チタニウムを使っているけど12kgもあるとの事。これだけデカけりゃあるかも・・・。 ←１２Ｒはシルバーじゃなくグリーンでも結構いけていたのではないでしょうか。バリオスのサンバーストイエローはやっぱり綺麗。

ここからは旅館(宝来荘)の温泉に向かう。Ｋ氏の目測だとほんの10km程度で直ぐに着く距離。260号線を賢島方面に更に進んで行く。途中から海っぺちの道に変わり、勾配がきつくカーブも多い。たまに工事中の砂利道とかもあって砂煙が舞う。30分程度で温泉に着いた。私たち以外余り人を見かけない結構な穴場である。

早速露天風呂にジャボン！！貸切の状態だったので記念に・・・(見たくないって？)　Ｉ氏のフル○○スタイルも撮ったがカットさせて頂きました。ハイ。

海を眺めながらの風呂は格別。最高！！！

風呂から上がり暫く談話。なべちゃんの歳(秘密)やら職業(秘密)やら聞いて、そこから何故か下ネタで盛り上がってしまいましたとさ。

14時30分、鳥羽方面に北上。段々と車の量も多くなり、チンタラと走り続ける。眠い・・・一瞬夢を見てしまった。

15時30分、伊勢神宮の内宮に到着。ここの目的はお参りではなく伊勢うどん。私には初めての試みである。近くの店に入り早速注文。

つゆが少なくて黒い。味は見た目よりもあっさりとしていて、うどんにつゆが絡みあって結構うまい。話のネタにはなる。それから伊勢神宮駐車場で記念写真。結構バイクや車が多くごった返していた。

	←記念写真を撮りました。　　　　　　　　　↑ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　記念写真を撮らされました。

何やかやしてたらもう16時。そろそろ最終目的地の焼肉屋へ向かう。車の量が更に増え、23号線を松阪方面へ。最終目的地は「一升瓶」という焼肉屋。松阪牛の切り落としを炭火で焼く、安くてうまい店だとか・・・。

16時45分。23号線を走っているともう直ぐ着くかというところで綺麗な支店があった。同じ「一升瓶」なのでここにしようと言うことに。

ところがどっこい！

入ってみると“くるくる寿司”状態。レーンの中にはお皿が流れており、その上に生の肉が・・・。本店と同じ炭火焼で食うのだが情緒も何もない。「ここはやめて本店に行こうか？」と言いかけたその時、店員が「いらっしゃいませー！ご注文をお聞きします。」と来た。ついついその場所に座り込み食べてしまうハメに・・・。

しゃあないから食うでー！ってな調子でどんどん更を取る。味はと言うと、奈良にある大同門の食い放題の方が良かったかも・・・。

↑ 炭火で食うのは良いけど・・・	↑ 赤いボタンを押すとレーンの扉が“ンガゴッ”っと開く。 近代的な設備。
↑ 石焼ビビンバはうまかった！	↑ ほんっと、くるくる寿司状態。ビールは無視して下さい。

なんやかや文句を言いつつ結構たいらげてしまった・・・・。腹いっぱいになって清算すると一人2,900円。結構安かった。今度は本家本元の「一升瓶」ツーリングをしよう！

17時45分。焼肉屋を出て23号線から166号線にチェンジ。松阪市を出る当たりから夜になってきた。ここから山道が続くので前に走るテールランプの赤い色を目安についてゆく。日もすっかり暮れ、山道になって急に気温が下がりだした。春とは言えまだまだ山中の夜は寒い。

19時、飯高町にある道の駅飯高に到着。皆「寒いー！」と吠えながらバイクを降りる。Ｉ氏なんかは夏用のグローブだから大概寒い。自販機で温かい缶コーヒーをと私がボタンを押す。すぐさまＫ氏が「当たったら俺に頂戴！」と言った。すると「ピー！」何かと思ったら・・・当たったではないか！まさか当たるとは思わなかった。Ｋ氏もビックリ。

↑ これが1本おまけの缶ミルクティー。

↑ 当たりは暗闇。まだまだ山道が続く・・・。

道の駅を出発。再び寒さが襲う。皆ガチガチ震わせながら山中を蛍の様にぬって行く。昼間なら結構良いワンディングで飛ばし甲斐のあるところだが、この暗闇ではどうしようもない。大宇陀まで走り抜き、ローソンが見えたので休憩を取る。時刻は20時丁度。

寒い・・・。思わず暖かいところを探す。ＢＭＷのシリンダーヘッドは熱すぎず丁度良い暖かさ。思わず抱きかかえたくなる。

シリンダーヘッドで温まりながら、またまた何故かしら下ネタで盛り上がる。

今度のツーリングは5月末までに実行と言うことで基本的にここでお別れ。暫く走ると、Ｋ氏、Ｄ氏、Ｉ氏は針方面へ、私となべちゃんは桜井方面に分かれる。またな！っと言わんばかりにホーンを鳴らし合う。

大宇陀から桜井へ。桜井からなべちゃんは明日香方面に、私は田原本への帰路をたどる。やっとの思いで家にたどり着いた時は、21時丁度。

帰ってからメールを開けるとＩ氏からメッセージが入っていた。

忘れないうちに送っておきます。 おかげさまで、走行距離400KMになりました。 あと、２８００ＫＭです。がんばります。 その前に、手首が死にそうです。

みんなお疲れさん！

★走行結果

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