ツーリングレポート

              2003年3月15日

           題名：小浜−大津ソロツーリング

  　　　メンバー：Ｍ(CB1000SF)のみ

まだ2月の真冬・・・でも今日は3月並みの暖かい天気
久しぶりに日本海でも行こうか・・・と思い立ち、かみさんに前日に了解を得る。

暖かいとは言えどもまだ真冬・・・山中ではかなり寒い筈なので重装備で朝8時半出発。ルートは以下の通り。

家から24号線で北上。車の量が多く奈良まで45分もかかってしまう。奈良から八幡−木津線を通り京都に向かう。ところどころで工事をしているため、片側通行による渋滞が酷い。1号線に入り京都市内を抜け、9号線→162号線と京北方面へ。
嵐山を過ぎる頃はもう11時・・・かなり時間がかかった。その上162号線のワインディングは狭く、ダンプも多いから40km/h走行でだらだらと数珠繋ぎ・・・こりゃまいった。

暫く我慢していたが、黄色のセンターラインも何のその！！　何度かの追い越しでやっと思い通りに走れる状態になる。
スピードを上げ、ワインディングを楽しむ。峠をいくつか越え、京北を過ぎ、更に山深く駆けて行く。外気は更に冷たくなり、道端に雪が現れ始める。
一日中日が差さない様な箇所は、端に積もっている雪は膝の高さにもなり、道も時たま凍てついているではないの！！
「また前回のツーリングの二の舞になるのか〜！？」　よく考えたら(よく考えなくても)今は2月。こんな時期に日本海に向かう俺がバカなのか？

一番厳しい峠を越える下りでは、いつこけても良い様に？覚悟しておく。「こんなツーリングにかっしゃん誘ったら怒るだろうな・・・。なべちゃんだったらいやいやついてくるかも・・・。」っと同じＣＢ乗りの性格を想定しつつ、何とか無事安全に下り切った。
11時半、162号線沿いの「美山町ふれあい広場」に到着。ここで休憩を取る。
腹も減ったので、お寿司と缶コーヒーを買う。気温は低いが日差しがとても暖かい。

ここから小浜方面に向かう。まだまだ田舎道が続き、山からかなり下りてきたので凍結の心配も全く無い・・・快適な走行スピードで抜けてゆく。
クラッチとリアタイヤも交換し、ＢＩＧ−１もすこぶる調子が良い。見通しの良いワインディングに、周りはワラブキの民家がぽつぽつと、そして広々と田んぼが連なりとても気持ちが良い。

今までの遅れを取り戻すかの様にがむしゃらに走る。小浜まで快適な走行が続いた。
小浜に差し掛かる。ここでエンゼルラインをふと思い出す。「確か去年行きそびれていたなぁ・・・。」
小浜市街から直ぐのところにあるので休憩を取らず直ぐに向かう。小さな山を駆け上がり、1時丁度　入口付近に到着。
すると、冬季通行止めでバリケードが張られている。最近こんなんばっかり・・・。

すぐさま同じ道を下り休憩する事に。土産物を物色し、海を眺めながらタバコを吸う。「気持ちいいなぁ〜。」日ごろの嫌な事なんかすっかり忘れてしまう。やっぱりバイクツーリングって良いよね。

		雲ひとつない良い天気。 車も余り通らないので堂々と道のど真ん中でシャッターを押す。

そろそろ引き返さないと日が暮れる。ここから27号線に平行した鶴賀方面のバイパスで一気に走る。
途中、27号線に入り今津方面に左折。ＧＳでガソリン補給し、またもや山中深く突き進んで行く。

来た道の162号線と平行して367号線で京都まで戻る事が出来る。しかし、峠の凍てついた道を想像すると・・・ちと気が重い。
いっその事、安全に161号線で南下しようか・・・という事に決定。
琵琶湖付近に出るまでは快適なワインディングを再び楽しむ。161号線い出ると快適な道ではなくひたすら南下する事になるので、今の内に思い切り楽しんでおこう。

そして161号線に突入。案の定、車の量も増え、思う様に走れない。ただただすり抜けを繰り返すばかり。
昼前に食べたのにまた腹が減ってきた。
暫く我慢していたが、3時頃に「天平ラーメン」という看板が見えたのでここで休憩。特製角煮ラーメンを注文したが、これがまた美味かった〜。

満腹になったところで再出発。渋滞が酷くなってきた・・・。すり抜けに苦労するがしょうがない。
琵琶湖バレイの観覧車が遠くから見える。ラーメン屋から30分も走っていないが、景色の良いところがあったのでまたもや休憩。

すぐさま出発。161号線は更に渋滞が酷くなる。161号線は案外道幅もありすり抜けは楽。しかし、この長い距離はさすがに疲れる。
ＢＩＧ−１の油圧クラッチも次第に重くなり、日頃運動をしていないのか握力が無くなって腱鞘炎気味になって来た。
ひたすら南下し、宇治方面に向かう。

宇治に突入する頃は車の量も和らいで来た。次第に山道に入り、今度は宇治田原方面に。何台かの車をパスしながら快適に走る。
5時丁度、宇治田原のコンビニに立ち寄り缶コーヒーで休憩を取る。

後は24号線で帰るのみ。渋滞もピークに差し掛かり、すり抜け走行が更に続く。
6時過ぎ、家に到着した頃は左手が腱鞘炎になっていた。
でも・・・もう直ぐ春・・・そんな感触の残るツーリングであった。

★走行結果

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