ツーリングレポート

 

 

 
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              2003年4月6日

           題名:十津川温泉→勝浦温泉ツーリング

     メンバー:なべちゃん(CB1000SF)・M(CB1000SF)

桜満開の季節到来!!  昨年の今頃は、K氏と勝浦温泉まで足を伸ばしたが、あの洞窟の温泉にまた行きたくなってしまった・・・。
早速なべちゃんを誘う。途中の十津川村にあるひなびた温泉と、その豪快な勝浦温泉と・・・今回は温泉巡りツーリングである。

ルートは以下の通り。

朝6時に目覚める。そそくさと身支度をし、6時半に出発。
待ち合わせは飛鳥駅近くのコンビニに7時・・・家から高田へのバイパスを走り、169号線に入り吉野方面に向かう。
天気は申し分ないのだが、冷たい風が鼻とアゴに突き刺さる。

6時50分明日香のコンビニに到着。なべちゃんはまだ来ていない。
朝食にとパンと缶コーヒーを買い、コンビニの前で食べながらなべちゃんを待つ。
6時59分・・・なべちゃんが来る様子もない・・・「今日はすこし遅れるのかな?でもなべちゃんは遅れたことないし・・・」と考えていた時、道の向こう側にある線路脇からヒョイと、何と7時きっかりになべちゃんが登場〜。 

なべちゃんも朝食を取り、暫くして出発する事に・・・。
2台は169号線を吉野方面に南下し、下市でクネクネとショートカット。そして、168号線に入り十津川方面に向かう。
山中の風は冷たく、体を次第に冷やして行く。結構なスピードで走り抜き、8時丁度 道の駅「大塔村」に到着した。

指先の感覚が無くなっていたので、なべちゃんはクランクケース当たりをまさぐり、火傷しない場所を探して手を当てている。私もすかさず・・・。
少し体温?も戻ってきたので2台は更に南下。今度は十津川温泉を目指す。
車の量も少なく、バイクも何故か殆ど走っていない。2台は快調に168号線をそれなりのスピードで駆け抜ける。
そして9時15分、とある十津川村温泉に到着。今までの冷え切った体を思い切り温める事にする。

看板が無ければただの民宿みたいな建物。重い引き戸を開けると、愛想の良いご主人が、
「すいませ〜ん。10時からなんですけど・・・」
「え〜!10時から〜!? んじゃしょうがないか・・・。」
「・・・いまお湯を入れたばかりなので結構熱いですが、それでも良ければどうぞ・・・。」

ラッキー!! \(^o^)/
  何か無理言ったみたいで申し訳ないな〜ぁぁぁ。
って思いながらも早速服をヌギヌギ・・・さーぁ貸切のお風呂に入ろ〜!!
入浴料は300円とリーズナブル。露天風呂もジャグジーもない小さな風呂場であるが、何か家庭的で好感が持てる。

先に入ったなべちゃんが・・・「これ・・・むっちゃ熱いですよ〜。」っと叫びながら水をドバドバと出している。
そして私が浸かる頃には、少し熱いが気持ちの良い湯加減になっていた。
今までの寒い思いを一気に忘れ去る様なとても心地良い気分・・・。いいね〜温泉は!!

十分に浸かって再び出発。168号線を更に南下し、今度は勝浦を目指す。
日差しも少しずつ強まり、快適なクルージングに変わって行く。何台かの車をパスしながらハイペースで本宮−新宮を駆け抜ける。

新宮手前のGSで給油。気温も急激に上がり、少し汗ばむぐらいに・・・朝は重宝した防寒パンツも邪魔になる。
そして42号線に入り西に向かう。42号線からは車の量も急増し、流れに沿って走る。目指すはホテル浦島!!。

適当?に走っていると勝浦に突入。そしてクネクネと歓楽街を通り、11時50分勝浦港に到着。
昼時なので食べる場所を吟味していると、ホテル浦島のランチバイキング+露天風呂のセットで1,500円のチラシを目にした。
そうとなれば、早速連絡線に乗ってホテル浦島を目指そう!!


港にBIG−1を停め、連絡船乗り場を目指す。

暫くして連絡船が到着。10分程度の船旅?に出る。


おっ! 海の男だね〜 なべちゃん!!

BIG−1を後にして亀さんの連絡船で出発・・・

ホテル浦島に直ぐ到着。早速、ランチバイキングに駆け込む。結構家族連れがごった返していて混雑はしているが、何とかテーブルを確保。
好みのおかずをトレイ一杯に盛り、タラフク食べる。


この後、更にマグロやら何やらおかわりを・・・

そしてここから待望の露天風呂巡り〜。ここホテル浦島には多くの温泉がある。概略図を参考に・・・。

最初に目指すは、「忘帰洞」という露天風呂。
「忘帰洞」は、≪忘帰洞の湯に浸かれば家に帰るのを忘れてしまうほどの名湯≫という意味。
この名前は、大正初期元紀州藩の徳川頼倫公が来遊し、「帰るのを忘れるほど」 と賞めて名付けられたものらしい。

あいにく入口しか撮影出来なかったが、昨年K氏と来た時に運良く中を撮影出来たものがこれ。柵の向こうには太平洋を一望出来る。

ゆっくりと浸かった後、そそくさと服を着て・・・次は「洞窟温泉玄武洞」の露天風呂!!
ここも「忘帰洞」と同じ洞窟温泉。広さはさほど無いが、辺りが暗く、洞窟の神秘的な感覚はこちら側が勝る。
清掃中の盾看板があったが、清掃している人も見当たらないので無視して入る事にした。誰もいないので入り口でシャッターを押す。

またまたゆっくりと浸かって温泉気分を存分に味わい、露天風呂を出る。近くにある自販機でジュースを買って少し休憩・・・。
ついでに海をバックに記念撮影〜。(∩.∩)

そして二人は島を出る事に・・・連絡線を待っている間にまたまた記念撮影。亀も迷惑か・・・?(´ヘ`;)

連絡船に乗り込み、2時半頃 向こう岸の港に到着。着いたところで、干物の店を物色。スルメとめざしを買う。
そしてBIG−1に再会。早速乗り込み、帰りは42号線を尾鷲方面に・・・。
車の量は相変わらず多いがタンタンと走って行く。日差しが暑い・・・。(・・;)

途中、なべちゃんが道の駅に止まろうと声をかける。まだそんなに走っていないのに何かな・・・?っと思っていたが、道の駅「紀宝町うみがめ公園」に到着し、いきなりなべちゃんが、
「後ろのウィンカーとナンバープレートが不自然に揺れてる・・・。」
「げっ!?」
よく見ると、フェンダーレスキットの底板がもげてウィンカーのキットをネジ止めしている部分が片方垂れ下がっているやん!!!(T_T)

これはいけない!! 応急措置しか出来ないのでウィンカーとカウルをロープで固定した。
ついでに休憩・・・デカい海亀を見た後また走る事に。

2台は尾鷲方面に行き、42号線から309号線に左折。行楽帰りの車が多く一つ一つパスを繰り返す。
そして、池原ダム手前まで走りそろそろ休憩しようかと思うのだが、この辺りは花見客が殺到し、休憩を取る場所も無い。
結局 池原ダムまで上り、そこで休憩を取る事にした。
桜も満開で心地良い。

さてここから169号線で吉野方面に。帰りは夕食に明日香にある手打ちうどんを食べようという事になって、今度はなべちゃんに先導。
ここから次第に混んで来るので、なべちゃんが「思い切り走りますよ〜。」との宣言。こりゃ〜ついて行くのが大変そう・・・。(;^_^A
池原ダムをスタート・・・いきなりなべちゃんが引っ張る。車に追い着くたびにパス・パス・パス!!
何度もヒヤリとする場面があったが、これくらいでないと数珠繋ぎの車の流れに沿って走っていては、とてもじゃないが家に辿り着けない。
信号も殆ど無いので、対向車線もなんのその・・・休憩も取らず吉野を抜け明日香まで帰ってきた。

そして5時50分、うどん屋「にしかわ」に無事到着。ここで“きつねうどん”を注文する。

値段は800円と少々高めだが、その価値あり! 今までとは微妙に違うこのダシ! 店のご主人に聞いてみると9種類もの材料を使って苦労して作っているとか・・・。厚揚げも甘みが濃厚でとても美味い!!( ^ー^)
一気にたいらげ、2台は橿原方面に向かい、そしてなべちゃんと途中でお別れ・・・後は単独で、7時丁度 家に到着。お疲れさ〜ん。

 

 

★走行結果

全走行距離 385km
所要時間 12時間30分
走行時間 9時間00分
平均時速 42.7km/h
平均燃費 19km/L
  食事代 1,800円、露天風呂代 800円、缶コーヒー・ジュース・パン 333円、お土産代 2,500円、ガソリン代 1,908円
合計 7,341円

 

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